売上上位のカテゴリーと2017年12月売上分析
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売上上位のカテゴリーと2017年12月売上分析
2017年12月の売上をカテゴリー別の特徴を見ながら読み解いてみます。ぜひ、作品作りのテーマと被写体を選ぶ際の参考にしてください。
2017年12月カテゴリー別売上
2017年12月の売上をカテゴリー別に集計した結果は以下のとおりです。
2017年12月の売上枚数上位は、「イラスト・CG」「人物」「食べ物」「ライフスタイル」の4つのカテゴリーが占めています。
例年、12月の特徴として「イラスト・CG」が増えますが「人物」を上回るのは珍しいです。
カテゴリー売上TOP3の紹介
イラスト・CG、人物、食べ物のTOP3のカテゴリーの中から実際に売れた画像で代表的なものを6枚ずつ選びました。
イラスト・CG
年賀、花・植物、デザインパーツなどの中カテゴリーを見ても、その多くは「年賀状」に関係のあるデザインで占められています。その中で「入学」「パーティー」といった季節やイベントに関する画像も売れていました。
人物
学生を見ると、勉強と合格シーンが目につきます。シニアは、三世代家族・アクティブシニア・不調が大きなテーマになっています。働く人では「スーツを着ていない職業」の画像が多かったです。
食べ物
思っているよりは、おせちなど正月特有の料理が少なく、鍋料理や定番の肉・刺し身の他にカニが多かったです。菓子材料も目につきました。
「12月に売れるテーマはこれだ!」との関係
2017年10月に公開した「12月に売れるテーマはこれだ!」と実際の売上を比較してみました。
- いろいろな職業
- 料理
- 季節・イベント
- 人物
ビジネス・職業で目につくのは、「物流系」の画像です。年末年始に物流のピークを迎えること、業界の人手不足などが理由でしょうか。
→予想とは異なり、他の月と同じような傾向でした。ただ、ここ最近は農業など第一次産業の画像が売れることが多くなっているようです。変わったところでは「鑑定家」が売れていました。
鍋などの温かい料理はもとより、肉や刺し身の他、寿司、おせち料理といった正月向けの選択になっています。
→上でもふれたように、正月らしい料理の選択は多くなかったです。
冬らしさ
こたつにみかん、クリスマスリース、ウインタースポーツ、そして初日の出をイメージする富士山と鏡餅と子供たちと、古くからある「冬と言えば」で思い出される画像も購入されます。
→「こたつにみかん」はありませんでしたが、クリスマスリースなど「冬と言えば」で容易に思いつく画像が売れていました。
年賀状イメージ
12月は、一年のうちでもイラストデータが多く売れます。多くが年賀状イメージです。
→今年の特徴は、同じモチーフ、同一画像が複数枚売れたことでした。「犬張り子」の人気が高かったです。
大人のカップル
12月は、「夫婦愛」「カップル」で検索できるような大人のカップルがよく売れます。大人の中でもシニア層が目立ちます。
→「夫婦愛」「カップル」で検索できる画像の内、おおよそ1/3がシニア層でした。「恋人」で検索できる画像では、殆どが若者でした。ただし、恋人よりも「夫婦愛」「カップル」で検索できる画像の方が多かったです。
学生
秋に売れた学生のイメージは、勉強以外の画像も多かったですが、12月は勉強をしているシーンや合格発表から春の入学を思わせる画像までが売れています。
→12月に売れた「学生」の画像は、おおよそ「勉強」と「勉強以外」が半々の割合でした。その「勉強以外」は、日常的な学生の姿を表したものです。
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